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 氷見市は富山県だか、石川県との境にある都市で冬の寒ブリが有名。能登半島でとれた良いブリも氷見の市場に回っていくそうだ。県境にありながら、山が邪魔しているので、金沢からは約1時間のドライブが必要。以前は氷見に漁業関係のロープ屋さんや金物屋さんがいて、ちょいちょい営業に行っていたが、最近はすっかりご無沙汰。今日は業界の人と氷見の民宿で一泊することになった。

 夜は刺身の船盛のついた食事である。氷見の寒ブリは11月中旬頃からで、今日の魚はすぐ目の前の海で獲れるいつもの魚であるという。中にマグロもいるが、これは氷見のものではない。頭のついた魚はキジハタ。今まで生きていたのだろう。コリコリして、噛みづらい。嚙み切れず醤油を2度漬けしたくなるほどだ。鯛、ヒラメ、バイガイなどすべてが、金沢の魚貝より、さすがに一日鮮度が良いように感ずる。

 翌朝は快晴。富山湾を挟んで向こうに見える立山連峰からの朝日がすごい。冷たい海から霧が上がり、まるで露天風呂みたい。時間の経つのを忘れて、朝日が昇る様子を布団の中から見入る。富山湾は北西の季節風が吹いても能登半島にさえぎられ、真冬でも荒れにくい。そこで寒ブリが獲れるという。自然の素晴らしさが少し垣間見える。

 すぐ近くにある氷見の漁港には、新しい大きな施設ができた。大駐車場もあり、新鮮な魚貝類をはじめ、干物、かまぼこ、お菓子など何でも売っている。氷見うどんも食べられる。なんと、氷見温泉の総湯もある。至れり尽くせり。施設がすべて整っているため、その分、氷見市内は閑散、中央商店街は残念ながらシャッター通り。以前の氷見の町はもう少し、人がざわざわして、賑わっていたように思う。

 

 

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 もう4年ほど経つと思うが、家から10分くらいの場所で、アリスの金沢公演があった。残念にも気が付くのが遅くて、すでにチケットは完売。しかし、その1週間後に大阪公演があり、そのチケットはあとわずかという。思い切って買った。ちょうどコロナの騒動が始まったばかりで、マスクと手指消毒スプレーをもって、電車に乗って大阪まで出かけた。

 当日、大阪城ホールは超満員。私の席は奥の上の方、最後の最後という感じの場所。オペラグラスでもはっきり顔がわからないほどだが、十分に堪能できた。見に行ってよかったと思った。大体の観客数を数えると1万人ほど、私の席でも入場料1万円だから。入場料収入は1億円以上、さらにグッズ販売もある。70歳代の3人のグループが1晩で1-2億を売り上げる、驚異の力を感じた。恐るべき老人たちである。その中心にいた谷村新司さんの訃報が届いた。

 なんと、訃報が届く前のお昼に「TSUTAYA」でアリスのCDを選んでいた。ドライブ中に聞こうとUSBに録音するためだ。いろいろとレンタル屋さんを回ったけどなかったが、ここにはアリスのCDがたくさんある。さっそく借りてきた。実はこの店を「GEO」と思い込んでいて、レジの人とひと悶着した。でも、新しく「TSUTAYA」の会員券を発行してもらい事なきを得た。きっと手のかかる老人と思っていることだろう。

 夕方、家に帰ってテレビを見たら、訃報が飛び込んできた。このCDはアリスが私に借りるようにと、命じたものかもしれない。思い起こせば、アリスはたくさんの歌で私を勇気づけてくれた。その中でも一番好きなのは「遠くで汽笛・・・」だ。その3題目の歌詞のここが好きである。「自分の言葉に嘘はつくまい 人を裏切るまい」だ。私はそのように生きてきたつもり。そしてそのように生き続けるつもり。ご冥福をお祈りします。

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  我が愛車、13年も乗った。そろそろ新車に変えることにした。今度はもっと小さい軽自動車にと。納期は少し長いが、急がないが、今年の冬に発注。しかし、世の中、車の生産が間に合わないらしい。約束よりもさらに待たされた。そのうち愛車はとうとうエンジンの警告灯がついたりして、間に合うのかと心配した秋になって、やっと新車が到着。以前は新車なんて、半月も待てば入ってきたように思うが、時代が変わったようだ。

 新車は快適。すこぶる乗りやすい。でも、ラジオの選曲がうまく合ってなく、ザーザーァと聞きづらいので、仕方なく分厚い取扱説明書を読むことにした。操作は難しくなかった。ボタンの長押しで解決。さらに取説を読むうちに、USBで簡単に音楽を聴けるらしい。私はカセットテープ時代の人だが、余ったUSBがあるので、新しい時代にチャレンジすることとした。

 ところで、以前はレコードが音楽文化の中心であった。しかし、音楽の媒体がレコードから、CD、そしていろいろと変化し、現在はパソコンのアプリの一部のように思う。レコードは今や古典的な価値こそあれ、音楽媒体としての価値はない。時代の移り変わりを感ずる。だから、私の頭もそろそろ、カセットからUSBへ変えることとした。

 取説とyoutube を見ながら、USBへの録音の勉強。そして早速実行へ。多少苦労もしたが、CDを借り、中古CDを買い、今はUSBに10人ほどの歌手の音楽アルバムが入っている。通勤で聞いている。やればできるではないか。時代に遅ればせながらでも、ぼちぼちとついていきたいものだ。

 

 

 

 

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