阿蘇山の荒々しい地形の中、穏やかに優しい小山があります。米塚といいます。高さは約80mで私でも登れそうなのですが、現在は保護のために登山は禁止。まるで人工の建物のように精密に作られたもののように感じます。
これをスコリア丘といい、中は鬼押し出しにあるようなガラガラの火山岩だそうです。その表面にうっすらと土が積もり、草が生えて、まるで幾何学的な草原の山みたいになって見えます。自然が作ったものとは考えられない。
8月に糸魚川でフォッサマグナの境界線を見て、急に地学的な興味が湧き出しました。NHK「ぶらタモリ」の影響もあるのかもしれませんが。9月は中央構造線。そして、10月はカルデラ、スコリア丘。次はどこ? に行こうか。珍しい地層とか、岩石を見る旅行の計画を立てています。
しかしながら、干潮でないと見れないとか、行くのに時間がかかるとか、急峻な山の上とか、簡単には見ることはできません。まず、グルメ、名所旧跡、温泉とかを諦めなければ、そんな旅行を計画することはできそうもない。やはり、新しいことを行うには新しい決断が必要です。
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