以前から、とても気になっていた「吉田うどん」。富士山のおひざ元、富士吉田市への2回目の訪問で、やっと食べることができた。10分ほど待って、座敷に上がる。注文に迷った挙句、私は「天ぷらうどん」と「キャベツ」のトッピング。連れは「冷やしたぬき」を注文。それほど待たずに出てきた。
まず、無料のトッピングの天かすを麺が見えなくなるほどかけてから、太い麺を一本すする。口の中は麺でぎっしり、噛むとなかなか芯のある麺。ちょっとびっくり。これは何だ。なかなか今までにない、太くて硬いうどん。広い店内はお昼の書き入れ時でいっぱい。観光客もいるのだが、地元の人も多い。家族三代で小さなテーブルに寄せ合って食べていたり、野球の仲間が4-5人で食べていたりと。玄関先の行列とは違って、店の中は家族的でゆったりしてのどかな感じ。
食べ進めるうちに麺のボリューム感がちょうど私にあってきた。出汁もおいしく、食欲が進んできた。キャベツのトッピングも甘くてベストマッチ。連れの「冷ゆしたぬき」の麺を2本ほど、物々交換して食べる。これは新感覚のスパゲティみたい。
吉田うどんを食べさせてくれるお店はリストに40軒以上載っている。それぞれの店の麵の硬さや出汁の味が違うようなので、それぞれのお店に行って食べ比べをしたいもの。ただ、食べる量に限界があり、富士吉田市に1週間以上は滞在しなければ、すべての麺を食べ尽くすわけにはいかないようだ。
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