十和田湖から奥入瀬川が流れ出ています。自然そのままの中を、時には白波を立てて、時にはさらりと滑らかに流れています。遊歩道も整備されていて、快適。マイナスイオンが飛び交っています。
半世紀ぶりですが、以前と同じように素晴らしい自然を味わうことができます。やはり実際に歩くのが一番。今回一番印象に残ったのは、エビネがひっそりと咲いていたこと。初めて自生しているのを見ましたが、緑色のシダの葉の下に輝いていました。ここでは見るものすべてが本当に生き生きと輝いています。
観光バスが道の真ん中に停車していますが、これは観光客に観光のベストポイントを見せるため。しかし、カタログに出ているだけでない、もっとたくさんのベストポイントがあります。観光バスでは本当の素晴らしさは味わえないと思います。そのためには日ごろから、歩いて足腰を鍛えておくことは大切なことです。
奥入瀬川にはたくさんの朽ちた木も倒れています。そして、その朽ちた木に苔が青々と茂っています。景観の大事なポイントです。私も年をとっていきますが、奥入瀬の朽ち木のように、いつまでも青々としたいものです。
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