能登町の宇出津の漁港に久しぶりに行きました。ずいぶん前ですが、定置網の組合にワイヤロープなどを納めによく、ここへ来ました。ついでに朝のセリの風景も見せてもらいました。
鰤やイワシが大漁の時はすごい活気があり、セリの場所に大きな鰤がゴロゴロと寝かされていたり、イワシが山盛りになっていたり。そしていろんな人がその周りを右往左往、大きな声が交差して、笑顔いっぱいの様子が目に浮かびます。
今日はここに着いたのはお昼頃なので、漁港は静か。また、以前ここにあった役場の庁舎は駅の方へ移転したようで、取り壊されていて、その跡がまるで「兵ものどもの夢の跡」のようで少し寂しい。
そんな中で、私を迎えてくれたのは、海の向こうに見える真っ白な立山連峰でした。屏風のようにそびえていて、遠いのに圧迫感があり素晴らしいものでした。立山連峰が良く見える日は雨が近いとか、いろいろ言われますが、何といっても3,000m級の山々は凄味が全然違います。
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