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消防殉職者慰霊祭が雨の中開催


 石川県の消防殉職者慰霊祭が行われました。金沢市の卯辰山にまといの形をした慰霊碑があります。毎年ここで今頃、開催されていますが、今年は台風の影響であいにくの雨が降っています。

 明治30年以降の消防職員、消防団員の石川県の殉職者49柱の御霊が祀られています。ご遺族の方の姿を拝見しますと、胸が熱くなります。消防の活動中に殉職されたわけで、その強い使命感と無念さが伝わってきます。

 10年前の東日本大震災では250名を超える消防団員が殉職されました。この災害がいかにすごかったかを表しています。それ以降、消防職員、団員の安全に対する考え方が大きく変わりました。自分自身の安全を十分に確保してから、多くの人を救助することが強く求められるようになりました。

 ただ、ここ1-2年はコロナの影響を受けて、訓練や教育の機会が極端に少なくなってしまいました。このままでは、地域消防力、消防技能が低下し、強いて言えば消防職員、団員の安全にも影響してくると心配しています。この慰霊祭の読経のなかで、消防の訓練や教育の大切さを感じています。

 

 

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