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男鹿半島にナマハゲをり


 男鹿半島には何と「ナマハゲ」がいっぱい。道路のいたるところに大きな「ナマハゲ」の像が立っていたり、道路の名前が「なまはげライン」だったり、「なまはげ直売所」は道の駅ふうの普通のお店だったりと。そうです。男鹿の人々にとってナマハゲは、怠け心を戒め、無病息災・田畑の実り・山の幸・海の幸をもたらす、年の節目にやってくる神様。

 写真はその神様が男鹿温泉の夜にも現れ、太鼓を披露してくれる。地域の若者が和太鼓とナマハゲを融合させた観光客向けの催し。迫力があって、ナマハゲの優しさと怖さを味わえ、男鹿半島の夜を楽しませてくれる。やはり、大人でもナマハゲが近づいてくると怖いと感ずる。

 石川県の輪島市には御陣乗太鼓があるが、見た目はよく似ている。昔、上杉謙信が攻めてきたときに、防衛のために鬼の仮面などをかぶって、敵を驚かせて退散させたという歴史がある。このナマハゲ太鼓は、そんな歴史はないが、男鹿半島の若者のナマハゲに鍛えられた粘り強い根性を感じる。

 冬、仕事もせずに、囲炉裏で長く暖をとっていると、手足に火型ができる。これを方言で「ナモミ」というらしい。ナマハゲは、その「ナモミ」を剥ぐという意味で、「ナモミ剥ぎ」が「ナマハゲ」になったと言われている。そういえば、私は全身に「ナモミ」ができていそうだ。ナモミがこれ以上大きくならないように。ナマハゲが来ないように・・・。

 

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