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白米千枚田は千四枚だ


 能登の輪島にある千枚田を訪ねました。正式名称は白米千枚田(しろよねせんまいだ)です。お米がとれるから、こんな名前がついたものと思っていましたが、輪島市白米町(しろよねまち)にあるからなのです。

 青い海と白い波の風光明媚な日本海に面して、小さな面白い形の田んぼが重なり、微妙にうねりながら海岸まで続く絶景。一枚の水田は約18平方メートルとすごく小さいのですが、全部で1,004枚あり、約4ヘクタールあると書いてありますが、この写真の通り、芸術品です。

 今日は田植えを始めるところでしょうか、車が入り、田植えの準備をしている人もいます。なかなか大変。能率を優先する現代社会にとっては非効率の最先端ですから。何もしなければ、草ぼうぼう。現在、保存協議会を設立したり、基金を募ったりして、千枚田の保存に取り組んでいるそうです。

 最近は整備も進み、見るたびにきれいになっていくように感じます。私は田植えのお手伝いはできませんが、横にある売店でせめてソフトクリームを食べて、協力の気持ちを伝えたいと思います。



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