11月9日(消防の電話119)を含む1週間が秋の火災予防週間となっています。その週間は広報として、いろいろなイベントが行われています。そのうち、消防団ではその期間中に秋の防御訓練を行っています。
金沢市の消防団は3っありますが、それぞれが管轄地域内で訓練を実施します。今年は11月14日の日曜日に行いました。私の所属する第一消防団は10分団は犀川浄水場で、残り10分団は中央消防署裏の駐車場で行いました。犀川浄水場は金沢市の重要な施設ですので、その水利状況や付近の状態を確認する上でも大事なことですし、また対外広報という面も含めて実施しました。
一方、中央消防署での訓練はここ数年の訓練にさらに進化する高度な訓練となります。無線を駆使しながら、一度消火後、ホースをさらに1本増結して、第2火点に移動し消火するものです。ここ、数年の繰り返しの訓練は以前よりすごく上達したように思います。
コロナ禍で大きな事業や訓練が中止となり、いろいろの団体で日ごろの練習ができずに技術や伝統の継承に赤信号がついているようです。金沢市消防団でも、消火の技術に加えて、加賀鳶の梯子のぼりや子供はしごのぼりの技術が新しく、若い人への技術の継承が少し滞っているようです。技術や伝統の継承という面でも、何とか、コロナをこの辺で収めねばいけません。
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