能登半島、門前町の總持寺祖院のお昼12時の太鼓がおなかに響きます。この地は、古くは北前船の寄港地として栄え、禅文化を海を通じて全国各地に広めたとされています。
今年、開創700年を迎えますが、14年前の能登半島地震で被災による復興工事も完全に終えて、夏には記念の諸行事が開催されるようです。
広い長い参道をはじめ、立派な建物は風雪に耐えて、しっかりとこの地に根ざしているのは、禅に対する真摯な心構えの表れであります。そして、静寂の中の広く大きな座禅堂がその歴史を物語っているように感じます。
この門前町は總持寺の門前町として栄えたのですが、14年前の地震もあり、過疎に歯止めがかからない状況です。東京や大阪で仕事されている方々が、こんな座禅堂でリモートされる時代がくればいいのですが。ちなみに門前町から能登空港経由で2時間で都心に行くことができます。
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