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華厳の滝といろは坂の絶壁


 日光から中禅寺湖へは有名な「いろは坂」をドライブ。この坂を登りきったところに、華厳の滝の入り口があります。大きなエレベーターで100mほど降りると、華厳の滝が目の前に迫ってきます。日光東照宮は東京スカイツリーの高さとほぼ同じ634mらしい。中禅寺湖は男体山の噴火で川がせき止められたもので海抜1269mという。約600mも違います。

 ちょうど修学旅行の生徒さんと一緒になりましたが、エレベーターは大量の人を輸送できますので、まったく時間もかからず、すぐに滝を見ることができました。素晴らしい水の勢い、岩を砕く水音。柱状節理の急峻な岩肌。さすが華厳の滝。風が強くなってきて、水しぶきがこちらにも飛んで来ます。

 日光と中禅寺湖のこの約600mの高低差がいろは坂を作り、華厳の滝を作ったのです。いろは坂はヘアピンカーブの連続。でも、2本のいろは坂があり、上りと下りが一方通行で別々。対向車が来ないので、快適な坂道。特にのぼりはカーブを一つ過ぎるたびに順番に眺めがよくなっていきます。ウキウキします。

 この華厳の滝は一気にその高さを下っていくわけですので、素晴らしいのは当たり前です。一方で中禅寺湖はゆったりと水をいっぱい貯めて、のどか。もし、中禅寺湖の水圧でいろは坂が崩れたどうなるか、想像もつきませんが、大自然の中で人間が生きていることを感じます。


 
 
 

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