
阿蘇の大自然に触れたくて、ここにやってきました。4度の巨大噴火によって、陥没してこの大きなカルデラができたという。その火山灰は日本列島全土に飛散、特に九州では火砕流が分厚く堆積しました。日本全土に大きな影響を与えたという。
カルデラの急坂はヘアピンカーブが嫌になるほど続くものです。こんなに急で、深いものとは思ってもいませんでした。一方、カルデラの底はのどかな水田が広がり、列車も走っています。深くて急なカルデラの壁が阿蘇の町をしっかりとガードしているようです。
カルデラができた後、左から、根子岳、高岳、その右に今も噴火している中岳などの山々が火山活動でできました。荒々しい地形の山々がその当時のすさまじさを表しています。とくに根子岳の山頂はずごーい形をしています。
自然ののどかさと厳しさを交互に見ることができました。そして、その中で生きている人間のたくましさも感じます。ただ、自然が本気で怒ったら、人間の文化も文明も、意地も名誉もすべてすっ飛んでしまいます。人間は自然には絶対勝てません。人間はみんな優しく協力し合って、平和に生きていきたいものです。そう感じました。
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