年末にはいつも京都の伏見稲荷大社にお参りに行っていますが、今年は高野山に行くことにしました。初めての訪問。何か新たなことに目覚められたら幸い、と思って出かけました。
和歌山市内から約1時間30分のドライブで到着。意外に近くて道もきれい。しかし、登りはきつく、すごい山奥に来たという感じ。気温は和歌山市内とは全然違って、霜が降りていて、車から降りると、高野山全体から、きりっとした緊張感を感じました。
高野山は広くて、観るとこいっぱい。どこを観ても素晴らしく、想像以上に立派なものでした。写真は金剛峰寺の台所。2,000人分の食事が一度に炊けるというもの。当時は多くの修業僧もいたのでしょう。弘法大師や高野山のすごさを感じるとともに、私事ですが、いろいろとしっかりとお願いもしてきました。
そしてゴマ豆腐を食べてきました。白ゴマを使用していて、色は真っ白。足元にある霜を連想し、ゴマ豆腐にもきりっとした緊張感を感じました。ゴマは精進料理の中でも、栄養のある食物で、弘法大師が中国から種を持ち帰って栽培したという。たくさんの知恵と努力と信念が、今も高野山に息づいていると感じます。
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