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 今年の石川県の冬は長かったように思う。昨年11月ごろから、ずっーと雨降りばかり。雪はあまり降らなかったが、1日じゅう天気が良かった日はほとんどなくて、しかも寒かった。やっと、1週間ほど前から暖かくなってきて、昨日はなんと金沢28度とストーブのいらない日となった。

 問屋町の街路樹のモクレンが一斉に満開となったのでシャッター。昨日だったら、空は真っ青でとてもきれいだったはずが、今日は真っ白で今一つの撮影。昨夜から雨が降り出した。そして少し寒くなった、でも、雨もまた良し。大規模な山火事が多発していて、現在、今治や岡山で発生しているが、この雨が消火に役立つといい。

 以前消防団にいたときに、山火事に遭遇したことがある。昼の山火事は火が見えない。どこが燃えているかわからないうちに、風と共にアッという間に近くに火が忍び寄ってくる。幸い、小規模な火災だったので、携帯ポンプなどで消火するができたが、深追いすると火に囲まれる危険も多く、山火事はすごく怖い。

 昨夜からの温かい雨で、長い寒い冬を越してきた植物の新芽の緑が3倍ほどに大きく膨らみ、喜んでいるようだ。会社の紫陽花、家のベランダの山椒は順調に芽吹いてきたが、まだベランダのシダは就寝中。暖かな日差しと雨が適度に降る春を待つ。

 

 

 
 
 



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 いただいた塩麹を魚や肉に塗って、冷蔵庫で1日保存し、次の日食べるとおいしい。たくさんつけても塩辛くないし、素材のうま味が出てくるように感ずる。その塩麹は使ってしまったので、最近は甘酒に食塩を入れたりなど、代用品でごまかしていたが、とうとう塩麹を作ることにした。

 図書館で塩麹の本を借りてきて読み、インターネットで作り方を検索。その中で一番自分に合っていて、失敗しない方法を考え、早速作ってみた。白いのが塩麹、ついでに茶色の醤油麹にも挑戦。作って3日たったもの。少し発酵している。でも、麹の芯はまだ硬い。寒いので完成にはまだ10日以上はかかると思う。

 季節は年賀状のシーズンとなってきた。今年は喪中はがきに混じって、年賀状終いのはがきも少し目立つようだ。その中の一つに、能登の親戚からのもある。今年の1月1日午後4時過ぎ、今でもあの地震を思い出す。私の家は震源地から100km以上も離れているというのに、本当に揺れたし、そのあとの余震も怖かった。正直、お正月を迎えるのが少し怖い。能登に暮らしている方々はどう感じられているか、考えると本当に気が重い。

 さて、3日目の麹は「おかゆ」みたいで発酵が順調。一日一回麹をスプーンで優しく回した後、蓋の代わりの「ふんわりラップ」を止めて、通常の蓋にして、食器棚の上で発酵が進むのを待つ。お正月にはおいしい麹ができればいいなぁ。そして来年はぜひとも「穏やかな一年となりますように」と願うばかりだ。

 

 

 
 
 
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