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 熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3つの神社をお参りしてきました。この写真は最後の那智大社から見た、青岸渡寺の三重塔と那智の滝の絶景。

 まず本宮大社ですが、本来は熊野川の中州の大斎原にあったのですが、大洪水により大きな被害を受け、今の高台に移されたらしい。大斎原はすぐ近くで、大地から神聖な力が湧きだしてくるように感じました。

 広い熊野川沿いを車で約1時間、新宮市に到着。熊野速玉神社をお参り、そしてすぐ近くの神倉神社へ。ご神体はゴトビキ岩と呼ばれる山上にある巨岩。しかし、ここの参道の石段はすごい。階段というより、最早ロッククライミング。そのあと、車で約50分ほどで熊野那智大社と那智の滝へ。神倉神社で足を使い過ぎて、ふらふらになって、那智大社に到着したのは、もう夕方。

 昔はみんな歩いたのです。「蟻の熊野詣」と例えられるほど、多くの人々が切れ目なく熊野に参詣したと伝えられています。その時通った熊野古道が今も整備されています。どうして、こんな山深くに社を作り、そして多数の人々がお参りしたのか、不思議でなりません。これが神様の力なのですね。

 
 
 

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 17日の土曜日からの寒波は、18日の夜から19日の月曜日の午前中にかけて、ピークを迎えました。新潟県柏崎市で、国道で大規模な交通マヒが起こっているというニュースが流れています。やっと19日の昼ころから少しずつ、寒波も緩んできているようで、19日の夕方の会社の前の様子。

 会社を出て、自分の車の駐車場に行くと、その狭い道路で一台の車が滑って立ち往生しています。大阪ナンバーで25歳くらいの若い人。いろいろやっていますが、タイヤは空回り。私も協力。前後に押したり、スコップで雪を取ったり、タイヤの下に敷物をしたり。二人の力ではどうにもならずにギブアップ。私はスコップを貸して、JAFの助けを借りるように言って、その場を離れました。

 この車はスタッドレスタイヤではありません。また、この道は狭くて、雪が降ると通常は通らない道です。雪国の人は運転がうまいのではなく、装備をシッカリして、また、危ない道には行かないだけ。雪道の怖さを知って、十分に対策したいものです。

 私はスキーで志賀高原に行ったことがあります。金沢と違って気温が低い。寒い日はウインドウォッシャー液が凍って、使いものになりません。スタンドで凍らない液に変える必要があります。金沢では雪道の走り方は分かりますが、長野では通用しないことが数々。雪の対策は、その地方のやり方に適応していかねばいけません。雪に気をつけましょう。

 

 

 
 
 

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 年末にはいつも京都の伏見稲荷大社にお参りに行っていますが、今年は高野山に行くことにしました。初めての訪問。何か新たなことに目覚められたら幸い、と思って出かけました。

 和歌山市内から約1時間30分のドライブで到着。意外に近くて道もきれい。しかし、登りはきつく、すごい山奥に来たという感じ。気温は和歌山市内とは全然違って、霜が降りていて、車から降りると、高野山全体から、きりっとした緊張感を感じました。

 高野山は広くて、観るとこいっぱい。どこを観ても素晴らしく、想像以上に立派なものでした。写真は金剛峰寺の台所。2,000人分の食事が一度に炊けるというもの。当時は多くの修業僧もいたのでしょう。弘法大師や高野山のすごさを感じるとともに、私事ですが、いろいろとしっかりとお願いもしてきました。

 そしてゴマ豆腐を食べてきました。白ゴマを使用していて、色は真っ白。足元にある霜を連想し、ゴマ豆腐にもきりっとした緊張感を感じました。ゴマは精進料理の中でも、栄養のある食物で、弘法大師が中国から種を持ち帰って栽培したという。たくさんの知恵と努力と信念が、今も高野山に息づいていると感じます。

 
 
 
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