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 11月の中頃、金沢市内を流れる犀川にもサケが遡上してくる。3年ほど前に、たくさんのサケが浅瀬で産卵をしているところを見たことがある。今年も見たいと思って何回もチャレンジ、ようやく昨日、見ることができた。

 うす暗くなり始めた午後5時少し前ごろ。浅瀬に60-70cmはある大きなサケが数匹、体を寄り添いながら、ゆっくり流れに逆らって泳いでいる。そのうち、時々激しく体を震わせている。いたぞ。いたぞ。サケたちが。

 よく見ると、サケの体は部分的に白くなっていて、もう泳ぎ疲れ、最後の力を振り絞っているようにも見える。ここで産んだ卵はうまくいけば、来春に稚魚となり、犀川を下り、日本海に出て、最終的には北洋やアラスカあたりまで行って、そして大きくなって、数年かけてここに戻ってくるという。

 世界にはたくさんの川があるのに、どうして生まれた川がわかるのか、不思議だらけである。今、ここで最期の力を振り絞っているサケは数年前は稚魚でこの辺りから、海に出て行ったサケということ。お帰りなさい。そして、長旅お疲れさん。


 
 
 

更新日:2022年11月18日


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 一度行きたいと思っていた南座に初めて行きました。大竹しのぶさん主演の「女の一生」を観てきました。開演すると撮影禁止なので、開演直前の南座の様子を映しました。華やかですね。

 1階の2列目、しかも花道の外側ですぐ横。首がいなくなるのでは? 大竹さんのスカートの下を覗き込むようになるのでは? といろいろ心配したのですが、杞憂に終わりました。花道は使いませんでしたし、少し横ですが、舞台はよく見えました。しかも迫力抜群。

 休憩を入れての3時間の舞台はあっという間に終わりました。俳優の言葉や演技の一つ一つに迫力や微妙なニュアンスがあり、映画やテレビでは味わえないものを感じました。やはり、実際の舞台をこの目で見ることの大切さを感じました。

 休憩時間に劇場の中で食事ができるのも面白かったし、2階席や3階席には空きがあるようで、南座はそんなに敷居の高いものではなく、いつでも行けそうに思います。初めから無理だろうと思わず、何事も挑戦したいものです。

 
 
 

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 10月30日に金沢マラソンが行われた。毎年その日は雨が降っていたように思うが、今年は雨の心配のいらない、穏やかな日となってよかった。1万2,000人を超えるランナーが金沢市内を駆け巡る。

 しいの木迎賓館を出発して、金沢駅を折り返すと、すぐに片町の当社のお店の前をランナーは通っていく。出発早々でまだみんな元気。まるで湧いてくるがごとく、次から次とランナーが走り過ぎるのを見ているのは飽きない。いろんな格好で、いろんな思いで走っている。完走率が97%ほどと聞いて、その高さにびっくり、皆さんの頑張りに敬服。

 私は人生で一度だけでも、フルマラソンを走ってみたいと思う気持ちがある反面、想像もしていない身体の部分に限界が出て来そうで、怖くて走れない。挑戦することは素晴らしいことだか、やはり自分の実力も、わきまえておかねばいけないと感じる。

 やたら年を取ってからの挑戦は無謀。人生には挑戦する順番があるように思う。だから、挑戦は若いうちから、早めにやっておかねば、間に合わなくなる。



 
 
 
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