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 先日、糸魚川へ行ってきました。北陸地方から白馬や松本に抜ける要所であります。いつも素通りばかりでしたが、今回はゆっくりと一泊。そしてフォッサマグナや少し前の糸魚川大火の復興状況を見てきました。

 太古の時代、日本列島が大陸から離れて日本海を移動していくのですが、その時にぽっきりと2つに折れたところに土砂が積もり、その後、圧力が掛かって隆起したという。糸魚川―静岡構造線は有名で知っているのですが、もう一本、柏崎ー千葉構造線というのもあって、その間のとてつもない広い部分が堆積して隆起した部分という。そして、隆起したのは写真右の泥の部分で比較的新しい地層。左の岩石の部分はもともとは大陸の古い地層。ここでは両方の地層のさかい目が見れます。

 この新しい部分には富士山を含めて、有名な山々のあるアルプス山脈も含まれます。フォッサマグナの恩恵を私たちは登山や温泉などいろいろな形で受けています。壮大な時間の流れと自然のすさまじさが実感できました。

 そのあと、大火で再建した糸魚川の市街地を見てきました。大火で再建した新しい地域と、もともとの古い地域。フォッサマグナみたいに境界線がはっきり。古い市街地を維持していくことも大変ですが、新しい市街地を発展させていくことも難しい。頑張れ、フォッサ糸魚川。

 
 
 

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 駐車場の奥の家の庭に、ザクロがあります。少し小粒ですが、たわわに実っています。色もいい色。ザクロは果実の中にたくさんのつぶつぶの実をつけるので、子孫繁栄の意味があり、おめでたい植物らしい。

 この駐車場には以前はロープの倉庫が建っていました。そして、その入り口にはザクロが1本ありました。今はもうありませんが。当時食べて、ザクロというものは、ものすごく酸っぱいものという印象だけが残っています。

 近年、ザクロは、もっぱら食用の物もあるらしく、時々果物屋に並んでいます。ダイエットブームでかなり注目されているようですが、味はどうでしょうか。私はやはり食べる気は起こりませんが。

 ところで、あらゆる果物はすごく美味しくなりました。特にイチゴ、サクランボやブドウ。子供の頃はそれほど食べなかったように思いますが、最近は品種も豊富で、食べる時期も長くなったように感じます。石川県には、ブドウで「ルビーロマン」という品種のものがありますが、一房一万円以上と高嶺の花。ザクロにもそんな時代がやって来るかも。

 

 

 

 

 

 
 
 

更新日:2022年8月26日



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 石川県では今月4日、加賀地方を中心に記録的な大雨となりました。1時間降水量が100mmを超えて、観測史上最大という。金沢市から約30kmほど南の小松市では川が氾濫し、各地で床上、床下の浸水や道路の冠水がありました。

 その後も同じように小松地方で局地的に雨が降り、なかなか復興も思うように進んでいないようです。最近の雨はしつこい。降り出すとすぐに線状降水帯なるものができ、大きな被害発生となります。しかも、そのあともしばらく、同じ地域に同じような災害が繰り返し発生するように感じます。

 この写真は金沢市を流れる犀川です。金沢市もやはり当日は大雨となりましたが、幸い目立った災害は起こらなかったのですが、今でも川は濁っています。2週間以上も経過しても、こんな色。カスタードクリームを醤油で味付けしたような色。

 アユの流し網漁が8月1日に解禁となりました。しかし、流し網でアユを獲るのが趣味の友人は水が濁っていて、アユ漁ができないとこぼしていました。私はそのおすそ分けをもらおうと期待していましたが、この川の色から推察すると、今年は無理かもしれません。

 
 
 
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