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 暑い長い夏がやっと終わったと思ったら、すぐに木枯らしが吹きだした。私の庭(会社の道路沿いにある植え込み)も急に冬色になってきた。紫陽花は葉を黄色に色づかせながら、少しずつ葉が痩せてくるのか、地面がはっきりと見えるようになってきた。まるで私の毛髪みたいだ。その代わり、今まで目立たなかった「ツワブキ」に元気が出てきて、今が勝負と紫陽花の上に黄色い花を咲かせている。

 庭の状態は夏から、秋を通り越して、はや冬の様相になってきた。今年は夏がとっても長くて、暑くて、秋ののどかな季節はなかったようだ。季節から春や秋がなくなり、夏と冬が交互に訪れるようだ。実際に地球の平均温度はどんどんと上昇しているらしいし、本当に暑くなったと肌でも感ずる。年中、台風が発生し、線状降水帯が現れるような感じだ。

ちょうどアゼルバイジャンでcop29(国連気候変動枠組み条約締結国会議)が行われたという。しかしながら、今までに大量に温室効果ガスを排出してきた先進国の責任に見合うだけの資金の拠出を求める途上国と、負担軽減を図る先進国との「対立が鮮明になった」という記事が新聞に踊っている。

 最近の国連は全く決定する力がなく、まとまらない。すべての国が、自国の利益ばかり優先するからだ。このまま日にちが過ぎると、ますます地球温暖化が進み、異常気象で局地的豪雨などが全世界を今以上に悩ますことになる。もはや解決策は国連に頼るのではなく、それぞれの家族で自分たちの命を守る行動を考えていく、自衛の時代に来たように思う。

 

 
 
 

更新日:2024年10月29日


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 27日に金沢マラソンが開催された。今年でちょうど10回目、今までの最高の15,000人が参加。また能登半島地震や能登の豪雨災害への応援イベントでもある。能登には少しでも元気になってほしい。ランナーが秋の日差しを受けて、気持ちよさそうに走る様子を見て、見ている私も力をもらった。

 私の親戚で還暦も過ぎてからマラソンを始めたような人が、今年もにこやかに走り過ぎていった。ここは出発してまだ10kmにもならない地点であり、彼はこれからマラソンとの血みどろの格闘を始めるのだ。ご苦労様。後から聞くと6時間30分ほどで完走したという。昨年より遅いようだが立派。

 ちょうど、衆院選挙の開票日でもあった。開票結果はある程度は予想がされていたが、私の想像以上に与党が議席を失った。一方で、野党もそれぞれが勝手に自己主張ばかりして、まったくまとまりがない。日本の政治はどう動いていくのであろうか。

 当日の選挙番組を見ていて、それぞれの議員にずごい緊張感を感じた。この緊張感が大事であると思った。議員はそれなりに特権があり、報酬もあればいいと思うが、やはり緊張感が必要である。我々有権者が政治を他人事と思わず、大いに口を出すことが、この緊張感を生むきっかけになる。私たちは政治にあきらめず、政治家に大いに関心を持つことが重要であると強く感じた。

 

 

 
 
 

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 会社の植え込みにある4種類の紫陽花。いろんな人からいただいた紫陽花の枝を挿し木して3年目の夏。みんな一斉に咲いてくれた。葉の間から、最初に小さい花らしいものができたのが、5月25日とカレンダーに書いてあるので、それから大体1か月少しで満開に近づいた。

 ちょうどそのころから、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」全8巻を読み始めた。そして昨夜、残念ながら、竜馬は刺客に暗殺され、長い物語が突然終わった。作者の司馬遼太郎は暗殺は交通事故みたいものだ、つまり、暗殺者は政治的痴呆者のことで、それを詳しく書いても竜馬とは何の縁もないと簡単な表現でかたずけている。それが、かえってショックの大きさを感ずる。読者の私も突然に竜馬を失ったショックは、昨夜の梅雨の豪雨の音とともに心に刻まれている。大変残念だ。そして、季節は梅雨の本番となってきた。

 日本気象協会の今年の梅雨の予報の抜粋は次のようだ。「毎年、梅雨末期は大雨に見舞われますが、今年も大雨に警戒が必要です。今一度ハザードマップの確認をするなど大雨への備えをしておくと良いでしょう。また、夏に発生が予想されるエルニーニョ現象の影響で、盛夏に「梅雨の戻り」のような天気となる可能性も考えられます。梅雨明け後も、局地的な大雨には注意が必要です」という。私もそう思う。

 最近の天気予報に線状降水帯という言葉がよく出てくる。あっという間に洪水となる、怖い現象である。この線状降水帯は局地的で、いつどこで起きるか、予報が難しいらしい。線状降水帯には正しく恐れ、ハザードマップを参考にして、家族や地域でしっかりと対策を講じたいと思う。最後に梅雨のニュースで気になるのは、テレビ中継の現場でヘルメットをかぶったキャスターが、まるで雨にはしゃいでいるかのような態度は不快だ。

 

 

 

 

 

 

 
 
 
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