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 輪島市で宿泊します。今日は昼から青空も見えて、穏やかな素晴らしい日となりました。青い海と青い空、そして白い波がとてもきれいな一日でした。

 旅館の窓からは七ツ島がすっきりと見えます。もともと、能登半島と陸続きであったものが、半島から分離したらしい。そして、噴火口を持つ大きな島であったものが、その火口の周りの7つの峰だけが海上から飛び出して、今の七ツ島となったそうです。壮大なる太古の歴史でロマンを感じます。

 また、ここは鳥類の集団繁殖地で希少な鳥類が生息しているとのこと。たしか、数十年前に持ち込んだウサギが繁殖しすぎて、今度は希少な鳥類の減少や植生破壊などの問題が起こり、そのウサギを根絶したことがあったと記憶しています。ウサギ対人間対鳥。この小さな島でこんなバトルの歴史もありました。

 そして、今日はそんなことがまるでなかったかのように、七ツ島は夕日とともにフェードアウトとなりました。明日が良い日でありますように。

 



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 輪島市の市街地から少し離れたところに「鴨の浦」があります。海にせり出した輪島岬の突端。断層面が海の浸食作用で削られて、並々の地形になっています。貝やカニなどの小動物もいますし、ダイナミックな日本海の荒波も感じることができます。

 ここに「鴨の浦塩水プール」があります。日本海の海水を自然のまま取り込み、そして排出もしています。水は自然の海水。自然をうまく利用したプールで、岩礁をくり抜き25mx13mで、周囲をコンクリートで整備したものです。いつでも泳げます。昭和10年にできたものです。

 「山中毅」という水泳自由形の選手がいました。輪島市出身でメルボルンやローマオリンピックで活躍し、銀メダルを4個も取った名選手です。私の父は「彼はこのプールで泳いで強くなった」と言っていました。

 真贋のほどは分かりませんが、こんな素晴らしいプールが付近の皆さんの水泳のレベルを上げ、そして名選手を生んでいくのかもしれません。プールに敬礼。でも、プールを写すのを忘れました。

 

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 ハナミズキが満開。ビルの谷間で優しいピンク色が映えます。それから、また、白色のハナミズキもいいですね。

 高峰譲吉氏がワシントンに3,000本の桜を贈った返礼として、ハナミズキが日本に贈られたそうです。その後、日米間で戦争が起こり、日本はそのハナミズキの大半を処分したようです。そんな悲しい時代を経て、今は日米は強固な関係となり、桜とハナミズキは日米の友好の歴史であると思います。

 私が高校を卒業した時に、我々同級生一同として桜を校庭に植えました。ところが10年ほどしたときに強い台風でその桜は残念にも折れてしまいました。そのあと、同級生で何を植えなおすか、考えた挙句、桜ではなく、ハナミズキを校庭に植樹しました。

 それから随分と時間が経ちますが、そのハナミズキは今はどうなっているでしょうか、なかなか高校への道のりは遠いです。この木のように大きく育っていればいいのですが。私たちが植樹したハナミズキもピンク色です。



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