昨年は中止となった「風と緑の楽都音楽祭」のオープニングコンサートに行ってきました。実に演奏会は昨年の2月初旬のアリスのコンサート以来で、少しの心配と大きな期待を込めて会場入りしました。会場の皆さんも感染対策万全、無口で鑑賞と気持ちを引き締めて、きっとご来場されたことでしょう。
最初の曲は「春の海」。いきなりの琴とオーケストラのコラボ。さらにニ胡とオーケストラのコラボと続きます。チャレンジですね。そして、フラメンコ協会の美女8名が赤いドレスで踊るなか、歌劇「カルメン」の演奏も華やかでした。
コロナがやってきて1年以上経ちますが、まだまだ制圧するには道は険しい状況。しかし、生命の安全は守らねばいけない一方で、恐れてばかりで、家に閉じこもっているわけにもいきません。不要不急の行動はやめるべきですが、万全なる対策を講じて、しっかりとした理由のある行動はすればよいと考えます。
今日のコンサートで一番良かったのはナポリ民謡「オー・ソレ・ミオ」。笛田氏のど迫力のテノールが会場いっぱいに響いてビックリ。「大声はご法度」の時代、私はびっくりして自分のマスクにすき間がないか、押さえ直しましたが、あのテノールが私の口ではなく、耳から離れません。素晴らしい音楽は会場のみんなに元気をくれました。
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