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ゴジラをウクライナやガザへ派遣せよ


 映画「ゴジラ-1.0」を観てきた。夜間割引とか何やかや入場料は1,100円。200人以上入る劇場に15人ほどの入り。大体いつもと同じような人数だから、今回も快適に映画鑑賞ができた。右の写真はゴジラフィギュア付きのドリンクセット。なんと2,300円だって。ゴジラがまるで胃カメラを飲むように苦しげでいまひとつ。

 この映画はNHKの朝ドラ「らんまん」の続きを見ているようで、神木隆之介と浜辺美波が主役。終戦間際の特攻隊員の苦悩や人々の戦争の後遺症を背景として、ゴジラの襲来を重ねた設定。戦争は繰り返さないという、メッセージを次代に訴えながら、ゴジラとの死闘に臨む娯楽映画。2時間もある映画だが、長いとは思わなかった。面白かった。

 私は特攻隊といえば、鹿児島県の「知覧」を思い出す。「知覧」は私にとって、どうしても訪れたい土地であった。しかし、実際に訪れるとあまりにも悲しすぎる現実が、ずっしりと押しかかって来て展示をゆっくりと見ることすらできなかった。特に特攻に出撃する息子の飛行機を万歳で見送る父親の姿をビデオで見て、こんな惨い時代を決して繰り返してはいけないと思った。

 このゴジラの映画は全くの娯楽映画であるが、その中に特攻隊とか、戦争の悲惨さ、命の大切さなど描かれている。世界ではウクライナやパレスチナのガザ地区など、今でも新しく戦争が起きている。そして国連で何も決められない。何とか戦争を止めたいと思うが何もできない。この映画を見た若い人の心の中に、戦争は絶対に繰り返さない気持ちがさらに伝わっていってほしい。

 

 

 

 


 


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