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休んでもらう時間が必要



  能登半島の地震から3週間。

今日も30分に一回ぐらい自衛隊と思われる大型ヘリコプターがバタバタバタという音とともに、会社の上空を行き来している。能登地方と金沢の自衛隊駐屯地を往復しているのだろうか。自衛隊をはじめ警察、消防、医療関係など、地震の被害からの復旧に、さまざまの分野の多くの方々に頑張っていただいていると肌で感ずる。

 先日、穴水に住む被災者が会社にやって来た。彼曰く、地震の揺れは、15年ほど前の能登地方の地震など、今までの地震とは比べものにならないほど大きかったと。ドーンと一瞬に、突き上げられたと思ったら、回転するかのように揺れた。家の壁は四方に、遠心力がかかったみたいに外に向かって倒れたとのこと。あまりにもあっけらかんと気丈に語る様子に、悲しみの深さと不安な気持ちを私は感じた。

 地震もまだすっかり収まっていないのに何も冷静に考えられるはずはない。被災者さんには安全な場所で休んでもらい、 心のケアをしてもらいたい。しばらく落ち着いてから、いろいろな支援があると思うので、どうするか、ゆっくり、考えてほしい。時間をかけて、 被災者に、適切な支援ができればと感ずる。

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