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黒潮町に舞うカツオのぼり

更新日:2 日前

黒潮町のカツオのぼり
黒潮町のカツオのぼり

 高知に住む娘から、一枚の画像が届いた。調べてみると、それは黒潮町の伊与木川の上を泳ぐ「カツオのぼり」であった。後方にちらりと鯉のぼりも見えるが、カツオのぼりとは初耳である。色気には多少欠けるが、なかなか威勢が良く、かっこいい。健やかに泳ぐその姿に、土佐の初夏の息吹を感じる。

巨大タワーが「名物」

 この黒潮町は、大津波が襲った際の想定の高さが日本最大級の34mに達するといわれる。それに合わせ、町には巨大な津波避難タワーがそびえ立っていることでも有名だ。かつてこの町を通りかかった際、そのタワーを仰ぎ見たことがある。あれは、大津波の恐怖で背中を押されなければ、容易に登り切れる高さではない。このタワーがいつまでも町の名物にとどまり、実際に使用される日が来ないことを切に願わずにはいられない。

順調に季節を進める自然の営み

 視線を足元に移せば、紫陽花の葉が十分に茂り、その葉の間から花となる粒状の芽が顔を覗かせている。連休中に少し寒さが戻ったものの、紫陽花は次なるステップへの準備を万端に整えていた。今年も見事な大輪を咲かせてくれるのが楽しみである。冬の雪、春の桜、そして連休が終わり。自然は今年も順調に、夏という季節へ向けて歩みを進めているようだ。

株価高騰の裏側にある「経済の歪み」

 しかし、経済に目を向ければ、状況は一変する。日経平均株価が6万円を超え、一見すれば順調な活況を呈しているように映る。だが、その実態はどうだろうか。ホルムズ海峡の封鎖問題は何ら解決の兆しを見せず、その影響は実体経済の現場を直撃している。我が社の仕入れ商品においても、4月から7月にかけて、ほぼすべての取引先から値上げの案内が届いた。さらに深刻なのは、価格の上昇以上に「供給の不安定化」が顕著になっている点だ。

供給不足を懸念した注文の集中により、一時的に出荷停止を余儀なくされる会社も現れ始めた。主に包装資材関係が中心だが、品物があるうちに確保しようとする焦燥感が市場に漂いだした。

 自然界は今年も順調に夏を迎えようとしている。 だが、経済においては、想定外の「猛暑」か、あるいは凍りつくような「冷夏」が訪れるのではないか。そんな嫌な予感が頭をよぎる。予感が外れることを切に期待する。

 
 
 

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