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更新日:2023年5月13日


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 以前から、とても気になっていた「吉田うどん」。富士山のおひざ元、富士吉田市への2回目の訪問で、やっと食べることができた。10分ほど待って、座敷に上がる。注文に迷った挙句、私は「天ぷらうどん」と「キャベツ」のトッピング。連れは「冷やしたぬき」を注文。それほど待たずに出てきた。

 まず、無料のトッピングの天かすを麺が見えなくなるほどかけてから、太い麺を一本すする。口の中は麺でぎっしり、噛むとなかなか芯のある麺。ちょっとびっくり。これは何だ。なかなか今までにない、太くて硬いうどん。広い店内はお昼の書き入れ時でいっぱい。観光客もいるのだが、地元の人も多い。家族三代で小さなテーブルに寄せ合って食べていたり、野球の仲間が4-5人で食べていたりと。玄関先の行列とは違って、店の中は家族的でゆったりしてのどかな感じ。

 食べ進めるうちに麺のボリューム感がちょうど私にあってきた。出汁もおいしく、食欲が進んできた。キャベツのトッピングも甘くてベストマッチ。連れの「冷ゆしたぬき」の麺を2本ほど、物々交換して食べる。これは新感覚のスパゲティみたい。

 吉田うどんを食べさせてくれるお店はリストに40軒以上載っている。それぞれの店の麵の硬さや出汁の味が違うようなので、それぞれのお店に行って食べ比べをしたいもの。ただ、食べる量に限界があり、富士吉田市に1週間以上は滞在しなければ、すべての麺を食べ尽くすわけにはいかないようだ。

 

 
 
 

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 溶岩樹型とは火山が爆発し、溶岩流が流れ樹木を包み込み、そのまま固まったもの。樹木は燃えたり、長年の風化で朽ち果て、樹木の部分は空洞になっている。この写真は「船津胎内樹型」。富士山が864年に噴火し溶岩が流れ、倒れて折り重なった約5本くらいの樹木を包み込んで固まったもので、約68mの長さの洞窟となっている。

 洞窟の壁は樹木の表面の模様がくっきりと残っていて、あばら骨にも見えたり、体の内部みたいにも感じる。この洞窟を通過することは、もう一度母親の体の中や胎内に入って、新しく生まれ変わってくることとなる。蘇るわけである。長年にわたり信仰の対象で、富士山世界遺産を構成する一つの遺産でもある。

 直径50cmから1mくらいの洞窟が、そういえば、樹木が乱雑に重なっているかのような形に立体的に続いている。あいにく、狭い方の女性の胎内といわれる洞窟は前夜の雨のため浸水して通れず、男性の胎内といわれる大きめの洞窟だけを、苦労せずにくぐり抜けてきた。男性の胎内を巡っただけでは、やはり生まれ変わったような気にならなかった、残念。

 この辺りの青木ヶ原樹海の中にも、たくさんの風穴、氷穴があるらしく、これも溶岩流の影響で洞窟になったものという。約1200年前の噴火や溶岩流の跡が今もしっかりと残っている。自然の力とは人間の想像を超えるもの。改めてすごーい。

 

 





 
 
 

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 今回の伊豆旅行で3か所の神社をお参りしたが、どこも素晴らしかった。まず、三島市の三島大社。境内が広い公園になっていて、池もありゆっくりと散策できる。また門前町があり、バラエティに富んでおもしろい。スケールの大きさに驚いた。さすが、伊豆の国の一の宮神社と感心。

 次に行ったのは、下田市の白濱神社。神社のすぐ裏にある海岸の岩にも鳥居がある。静寂で神聖さを感ずる場所と海の明るさと怒涛の怖さを感ずる場所と2つの面を持っている。特に、海岸でのお参りはすごい。強い波が来るたびにおなかの底に響く、波の音とその振動は、地球の鼓動。生きる喜びと命の大切さを伝えているように思った。

 そして、熱海の來宮神社。熱海の街全体が人であふれかえっているが、この神社も人気のスポット。近代的な施設があり、楽しめる工夫をいろいろとしている。そして、何といっても樹齢2000年超えのご神木の「大楠」。写真の木。たくさんの人がパワーをもらおうと触れる。私もご利益に預かりたいので、触れてきた。この悠久のご神木には新型コロナウイルスなんて関係ない。

 5年ほど前に買った御朱印帳。ちょうど、來宮神社でいっぱいになった。一番最初は長野の善光寺、それから、いろいろとお参りした証拠の御朱印が記されている。これは旅の思い出。振り返って思い出せば、きっとまたそのパワーが蘇ってくるはず。次回は新しい御朱印帳を購入することとなるが、どこの神社だろうか楽しみだ。

 
 
 
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