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更新日:2023年7月14日


 6月から7月中旬の1か月半の期間しか、オープンしない白山高山植物園。今年は梅雨の間じゅう、天気があまりよくなく7月に入って久しぶりに晴れた日を狙って行ってきた。カタログではきれいなニッコウキスゲはすでに散っていたが、その他のたくさんの植物を見ることができた。

 場所は白峰村を越えて、さらに奥の奥へ。金沢市内から車で1時間半。白山の植物を採取して、種から育てたそうで、白山本来の自然が標高850mほどの地点で手軽に味わえる。カタログや説明書きを頼りに、20種類ほどの高山植物が確認できた。この写真は少しかすんでいるが、白山の御前峰を借景にシモツケソウなどの花々を写したもの。まるで登山の途中のようだ。

 ところで植物園の駐車場100mほど手前の坂道を走行中、3頭の熊が右手の斜面から道路に出てきた。母熊1頭と子熊2頭。初めて野生のクマを見た。つやつやできれい。こちらは車の中、距離は約20m。子熊はじゃれあって道を横切っているが、母熊はその様子を見ながら、私の方をにらむ。私は動くとまずいと思って、目をそらさず停止。そのうち、母熊は子熊を急かすようにして、左下の斜面の中に降りて行った。

 車の中なので、怖くはなかったが緊張の瞬間であった。植物園の中では、熊鈴を2個つけて、振りながら歩いた。自然の花や山々で心がすごく潤った気もするが、一方で、自然と野生のドキッとする緊張感となんと2通りを味わうことができた。


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 梅雨空が続くこのごろ。先日、日光に行ってきた。以前に行った時も雨ふりだったが、今回も雨。日光地方は雨が多いのかなぁ? でも、最近の天気予報は日本中、晴れマークがほとんどなく、毎日が曇りと雨のマークばかり。

 東照宮の他に、今回は日光山輪王寺大猷院にも行ってきた。三代将軍の家光公の墓所で「祖父を凌いではならない」という家光公の意向を踏まえた控えめな造りという。しかし立派なものだ。本殿へ続く道には多くの門があり、しとしと降る雨によく似合う。東照宮程の派手さはないが、落ち着いた華麗な装飾は見ごたえあり。

 時刻は午後4時を少し回ったところ、ぐずついた雨のお陰で、あたりはもう薄暗くなってきた。お土産屋さんの店明かりが先ほどと違って、すごく明るく感じるようになってきた。そして道沿いの石垣に、鴨足草(ゆきのした)が雨を受けて元気を取り戻したようにいっぱい咲いている。こんなに群生しているのを初めて見た。

 花が鴨のような細長い首のような茎の上に咲いているから、鴨の草と書くのかと思っていたら、花が鴨の足と似てるからというが、まったく似ているとは思わない。薄暗い中、梅雨の雨の中、石垣に生き生きと咲いている鴨足草は控えめながら品があってとても良い。

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 3年目の紫陽花。ようやく、少しずつ咲いてきてくれた。まず、左側の15輪ほど咲いている少し青みかかった白色のは、駐車場の隣の家が改築で処分するのをもらった。昨年は10輪ほど咲いてくれた。今年は花も大きく、しかもすごくたくさん咲いてくれた。ここで一番頑張っている紫陽花。

 次にその右の線香花火のように5つの小さい花をつけている1輪は、金沢市消防局の前庭にある紫陽花「墨田の花火」。一昨年2本もらってきた1本が育ったもの。あまり株は大きくならないので困っているが、昨年も1輪咲いて、引き続き今年も咲いてくれた。株を大きくするのが課題。

 そして、その右側の真っ白で3輪ほど見える紫陽花は昨年は花をつけなかったが、今年頑張って初めて咲いてくれた。伊根の旅館でもらってきたもの。開花時は真っ白だったが、少し青みが掛かってきたようだ。これはもっと大きくなりそう。そして、ここには映っていないが、もう一種類ある。木倉町のAさんがいつも持ってきてくれるガク紫陽花を植えたもの。この中では一番後に植えた、でも、昨年は葉がかなり茂ったので、今年はきっと咲くと思っていたが、咲かないようだ。来年に期待。

 NHKの朝ドラ「らんまん」を毎日見ているが、主役の牧野万太郎みたいに紫陽花と毎朝話して、水やりするのが楽しみになってきた。2年前までは雑草だらけの植え込みがこんなきれいになったのはうれしいし、それは紫陽花くんのお陰だ。大切にしよう。


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