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更新日:2023年12月21日



 尾道の千光寺公園から尾道大橋方面を見下ろした風景。左側が尾道市内、右側が向島。造船所のクレーンや船がゆっくりと動いている。千光寺公園のロープウエー乗り場の上に高い見晴らし台があり、瀬戸内海と島々が折り重なるように見える。こんな風景は石川県では見られない。

 ジオラマの光景の中から山陽線の黄色い電車が尾道大橋をくぐり抜けて、くねりと回りながらこちらへ向かう。日差しを浴びて光った電車の顔が見えた。私はぼっーと見ていた風景から、はっと目が覚めた。私はこれから、この大橋を越えて、しまなみ海道を通って、村上水軍や松山市を訪ねる旅を始める。

 その前に2っやらなければいけないことがある。一つは目の前の俳句ポスト。たぶん、この光景を俳句で詠めということだろう。応募用紙や鉛筆まである。せっかくだから、投句をしたい。そこで先ほどから無理やり俳句を絞りだしているところ。そして電車とともに俳句が出てきた。「橋くぐり 電車あらわる 小春かな」とポストに。小春は秋の季語、今は冬だけど、これしか頭に浮かばない。そのうちに尾道市からよい知らせがあればいいのに。

 二つ目は市内で尾道ラーメンを食べること。検索して1軒選んだ。早速、車で向かう。到着は昼少し前、待つことなく、スムーズに入店。尾道ラーメンと餃子、注文。ラーメンの汁の色は濃いが味はあっさりして、おいしい。餃子は少し小ぶり、サクサクと食べやすい。餃子をラーメンの汁に入れると、味が変わってまた、うまい。食べるのに夢中で写真を取り忘れたのが残念。やるべきことをやったので、さぁ「しまなみ海道」へ出発だ。




 
 
 

 月亭方正の落語を初めて聞いた。お笑い芸人で以前からテレビで活躍していたが、2008年から落語家としての勉強を始めたという。あまり期待していなかったが、「落語の夕べ、錦笑会」に出演するということで行ってみた。この会は食事の後、月亭方正2席と石川県出身の月亭方気1席の約1時間30分というもの。2人の話術だけで楽しませてくれた。良かった。

 古典落語は久しぶりに聞いた。昔、祖父がよくラジオで聞いていたし、落語全集みたいな本を読んでいたのを思い出す。なかなか渋い面白さがあると思う。最近は漫才やコントに押されがちだが、古典落語は題材は少し古いが、一人の落語家が数人の登場人物の掛け合いを、生き生きとした、テンポある話し方で演出し、聴衆を引き付けて、最後に落とすもの。そこが面白い。

 今回は後で調べたら、「ねずみの穴」という落語だった。方正のテンポある掛け合いに、私はどんどんと引き込まれたが、最後の落ち「夢は五臓(土蔵)の疲れ」の意味が分からず、悶々とした気持ちで、インターネットで調べて初めて分かった。もう少し、聞き手が勉強しなければいけないとつくづく思う。

 先日、歌舞伎を観賞したが、パンフレットにあらすじが書いてあり、理解しやすかった。狂言を見たときもそうだった。夏目漱石の「坊ちゃん」を読んだが、これもあらすじ付きで理解しやすかった。古典落語はあらすじは要らないが、落ちの解説が必要な時代になったかも。

 






 
 
 

 映画「ゴジラ-1.0」を観てきた。夜間割引とか何やかや入場料は1,100円。200人以上入る劇場に15人ほどの入り。大体いつもと同じような人数だから、今回も快適に映画鑑賞ができた。右の写真はゴジラフィギュア付きのドリンクセット。なんと2,300円だって。ゴジラがまるで胃カメラを飲むように苦しげでいまひとつ。

 この映画はNHKの朝ドラ「らんまん」の続きを見ているようで、神木隆之介と浜辺美波が主役。終戦間際の特攻隊員の苦悩や人々の戦争の後遺症を背景として、ゴジラの襲来を重ねた設定。戦争は繰り返さないという、メッセージを次代に訴えながら、ゴジラとの死闘に臨む娯楽映画。2時間もある映画だが、長いとは思わなかった。面白かった。

 私は特攻隊といえば、鹿児島県の「知覧」を思い出す。「知覧」は私にとって、どうしても訪れたい土地であった。しかし、実際に訪れるとあまりにも悲しすぎる現実が、ずっしりと押しかかって来て展示をゆっくりと見ることすらできなかった。特に特攻に出撃する息子の飛行機を万歳で見送る父親の姿をビデオで見て、こんな惨い時代を決して繰り返してはいけないと思った。

 このゴジラの映画は全くの娯楽映画であるが、その中に特攻隊とか、戦争の悲惨さ、命の大切さなど描かれている。世界ではウクライナやパレスチナのガザ地区など、今でも新しく戦争が起きている。そして国連で何も決められない。何とか戦争を止めたいと思うが何もできない。この映画を見た若い人の心の中に、戦争は絶対に繰り返さない気持ちがさらに伝わっていってほしい。

 

 

 

 


 


 
 
 
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