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 6月3日土曜日、金沢百万石まつりのメインの行列が行われた。前日は台風の影響もあり、ひどい雨ふりであったが、当日はスカッと晴れ、絶好の祭り日和。加賀鳶梯子のぼりを大勢の皆さんの前で披露できるのは、出初式とこの百万石行列だけで、貴重なチャンス。だから、みんな練習を重ねて臨む。

 私が消防団に入ってすぐ、梯子の練習をしたことがある。梯子の長さは6mで目の高さは大体7mくらい、大したことないと思っていた。しかし、難しいことがすぐ分かった。梯子は私が動くたびに、一緒に曲がってしなる。私が右に動けば梯子も右に、あわてて左に動けば梯子も左に。ちょっと動くと、梯子が大きく右左に揺れて、その揺れが収まらない。梯子の上でまっすぐ立っていることすらできない、素質がない。

 演技者は梯子のぼりの素質のほかに練習も必要。この画像の演技者は長町分団の松原君。まだ若いが梯子のぼりの情熱は強い。彼は仕事が忙しくて、なかなか練習時間がみんなと合わないので、特別に集まってもらって練習しているという。演技者は1人だが、それを支える鳶の持ち手など10人以上。みんなが集まって初めて梯子のぼりの本当の練習となる。

 百万石まつりでは、のべ50本の梯子のぼりの演技がある。ベテランの素晴らしい演技もあれば、新人の初々しい演技もある。この50人の必死の演技と、それを支える500人のチームワークが加賀鳶。演技が安全に無事に終了したら「あーよかった」と素直に喜びたい。

 

 




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 先日、京都で親戚の結婚式があった。会場は京都駅の近くのホテルで、ロビーが階段状、しかも吹き抜けとなっている。私の家が3-4件は優に入ってしまうほど、素晴らしく広いロビー。こんなすごいホテルで結婚式ができることは実にうらやましい。

 ホテルの中のチャペルでの挙式では、新婦とお父さんが一緒にそろりそろりと入場。私も同じように、娘を送り出したことを思い出した。父親にとってはうれしいけど、ちょっと寂しい日でもある。新婦は真っ白なカラーのブーケをもって入場。なかなか気品のある花でありながら、ゴージャスな感じもする。真っ白がとっても合う。

 最近は結婚年齢が高齢化しているようだ。しかも少子化が進む。異次元の対策を立てると岸田総理は息巻いている。ぜひとも異次元の対策をしてほしい。できれば、増税など全国民に負担をかけて、補助金をばらまくのではなく、子供を持つ家庭やその子供の養育費、教育費、所得税など、直接的に個人の負担を軽くし、また減税も実施してほしい。省庁の壁を取り払って、本当に異次元の対策を是非してほしい。

 人口が少なることは当然企業の売り上げが落ちる。企業の収入が減れば、投資は控える。投資ができないので、みんな我慢する。ジリ貧の時代。そんな時代が来ないように願いたい。

 

 

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 JR金沢駅の近くのコンサートホールを中心として、5月の連休に金沢市内で音楽祭が毎年行われる。金沢市内だけでなく、石川県全域へ、また、地元金沢で活躍する音楽家をも巻き込んで、年々いろいろと思考を凝らして開催されている。

 今年は「東欧に輝く音楽ープラハ、ウィーン、ブタペスト」というテーマで行われたが、特にオぺラが多いように思えた。オペラの「売られた花嫁」の花嫁を演じたソプラノの歌手、名前はたぶんテレザ・マトロヴァさんと思うが、声がすごくきれいで、声量もあり素晴らしかった。普段オペラなんて、聴いたことはないが、たまに本物を聴くのも良い。

 オーケストラ・アンサンブル金沢の演奏もゆったりと聴いた。これは邦楽ホールで行われた。東欧の音楽、3曲の演奏である。邦楽ホールは歌舞伎座や南座の様に左右に桟敷がある。桟敷席を購入してコンサートに出かけた。

 桟敷には座布団と座椅子があり、靴を脱いで足を下に降ろせる。そして足の下には畳が敷いてある。裸足はリラックスできる。そして座椅子を少し傾ければ、舞台にかなり正対できる。さらに、演奏を聴きながら、観客の皆さんの反応を見ることもできる。目の前に座っている小学生らしき子供はいつの間にか熟睡中。こんないい音楽を聴いて熟睡するなんて、すごく気持ち良さそう。 

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