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 もう4年ほど経つと思うが、家から10分くらいの場所で、アリスの金沢公演があった。残念にも気が付くのが遅くて、すでにチケットは完売。しかし、その1週間後に大阪公演があり、そのチケットはあとわずかという。思い切って買った。ちょうどコロナの騒動が始まったばかりで、マスクと手指消毒スプレーをもって、電車に乗って大阪まで出かけた。

 当日、大阪城ホールは超満員。私の席は奥の上の方、最後の最後という感じの場所。オペラグラスでもはっきり顔がわからないほどだが、十分に堪能できた。見に行ってよかったと思った。大体の観客数を数えると1万人ほど、私の席でも入場料1万円だから。入場料収入は1億円以上、さらにグッズ販売もある。70歳代の3人のグループが1晩で1-2億を売り上げる、驚異の力を感じた。恐るべき老人たちである。その中心にいた谷村新司さんの訃報が届いた。

 なんと、訃報が届く前のお昼に「TSUTAYA」でアリスのCDを選んでいた。ドライブ中に聞こうとUSBに録音するためだ。いろいろとレンタル屋さんを回ったけどなかったが、ここにはアリスのCDがたくさんある。さっそく借りてきた。実はこの店を「GEO」と思い込んでいて、レジの人とひと悶着した。でも、新しく「TSUTAYA」の会員券を発行してもらい事なきを得た。きっと手のかかる老人と思っていることだろう。

 夕方、家に帰ってテレビを見たら、訃報が飛び込んできた。このCDはアリスが私に借りるようにと、命じたものかもしれない。思い起こせば、アリスはたくさんの歌で私を勇気づけてくれた。その中でも一番好きなのは「遠くで汽笛・・・」だ。その3題目の歌詞のここが好きである。「自分の言葉に嘘はつくまい 人を裏切るまい」だ。私はそのように生きてきたつもり。そしてそのように生き続けるつもり。ご冥福をお祈りします。

 
 
 

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  我が愛車、13年も乗った。そろそろ新車に変えることにした。今度はもっと小さい軽自動車にと。納期は少し長いが、急がないが、今年の冬に発注。しかし、世の中、車の生産が間に合わないらしい。約束よりもさらに待たされた。そのうち愛車はとうとうエンジンの警告灯がついたりして、間に合うのかと心配した秋になって、やっと新車が到着。以前は新車なんて、半月も待てば入ってきたように思うが、時代が変わったようだ。

 新車は快適。すこぶる乗りやすい。でも、ラジオの選曲がうまく合ってなく、ザーザーァと聞きづらいので、仕方なく分厚い取扱説明書を読むことにした。操作は難しくなかった。ボタンの長押しで解決。さらに取説を読むうちに、USBで簡単に音楽を聴けるらしい。私はカセットテープ時代の人だが、余ったUSBがあるので、新しい時代にチャレンジすることとした。

 ところで、以前はレコードが音楽文化の中心であった。しかし、音楽の媒体がレコードから、CD、そしていろいろと変化し、現在はパソコンのアプリの一部のように思う。レコードは今や古典的な価値こそあれ、音楽媒体としての価値はない。時代の移り変わりを感ずる。だから、私の頭もそろそろ、カセットからUSBへ変えることとした。

 取説とyoutube を見ながら、USBへの録音の勉強。そして早速実行へ。多少苦労もしたが、CDを借り、中古CDを買い、今はUSBに10人ほどの歌手の音楽アルバムが入っている。通勤で聞いている。やればできるではないか。時代に遅ればせながらでも、ぼちぼちとついていきたいものだ。

 

 

 

 

 
 
 

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 下仁田の町は今日は35度以上。すごく暑い。「孤独のグルメ」で有名なすき焼き屋は今日は定休日。隣のタンメン屋はやってはいるが、今日は熱い中華を食べる気にはなれない。しかも満員。こんなこともあろうと思って、買っておいた「峠の釜めし」を涼しい日陰でまず食す。

 この下仁田の町にある高さ400mから800mほどの山々の頂上や山全体の地層とその山を支える下部の地層が全く違うという。山の部分の地層がどこからか、移動してきて、下部の地層の上に載ったものであるという。つまり、本来あった地層の上に数百mの地層がずれながら、上に覆いかぶさり、上の地層が長い間の風雨で浸食されて、現在の山の形になったという。不思議なことが起こるものだ。これをクリッペ(根なし山)というらしい。

 この写真には、地層が覆いかぶさって、ずれている面が見える。白い矢印が示しているのは、クリッペのすべり面。左上の地層が右下の地層の上に滑りながら、覆いかぶさっていったらしい。これは対岸にある案内看板から見る風景。このクリッペをもっと間近で見たいが、残念ながら行く道がないようだ。クリッペは孤独が好きなようだ。

 下仁田にはこのほか、中央構造線や地層の褶曲、地層の逆転を見ることができる。それぞれの場所を見に行ったが、大きな案内看板はあるが、近くまで歩いていくのに、どこを通ればよいのかわかりにくい。もっと歩きやすい遊歩道を整備してほしいなぁ。

 

 
 
 
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